ランニングシューズの重さ

路上で履く前のランニングシューズ3種類が揃うという滅多にない機会があり、この機会に重量を測定してみました。
いずれもミズノのシューズで、サイズは25.5cm、足幅は標準的なもので、右足のみ測定しました。

WAVE RIDER 17…普段用

WAVE RIDER241グラムでした。

WAVE RIDERはクッション性が高いシューズです。
ソール(靴底)はインナーソール、ミッドソール、アウターソールとも、とても厚みがあり、強力なクッション性があります。

ファッション性も高いものがあり、見た目はこの3つの中で一番です。

アウターソールの表面はほぼ平らで、溝がわずかに入っている程度です。このため、耐久性が高いです。

ランニング障害改善BOOKによると、このようにクッション性が高く重いシューズは、一方で、足を振り回す無駄なストレスを起こすこともあるそうです。
このため、狭い歩幅でのジョギングでの使用に限った方が良いのかもしれません・・・もう少しよく読んだところ、かかとの部分が後ろに突き出したジョギング用のシューズが市販されていて、この本ではそのようなシューズの問題点を指摘していたようです。
WAVE RIDERはかかとの部分が後ろに突き出してはいないため、あまり心配ないかもしれません。(2016/4/7追記)

RUSH UP …部活用

RUSH UP204グラムでした。

部活用は、確かミズノの製品説明にあった表現です。
日常的に練習する人向けなのでしょう。

WAVE RIDERより軽く、ソールなどの造りが簡素に見えますが、使用中にクッション性はしっかりと感じられます。

これを使用すれば、私にはWAVE RIDERはもはや不要だったかもしれません。

軽いのでスピード練習にも適していますが、後述のレース用に使っているものほどにはスピードが出せないように思います。

ミズノのランニングシューズでは珍しく、インナーソールを取り外しできません。他のランニングシューズでは、履いた後、ほぼいったん取り外して乾かしているのですが、それができないのが残念なところです。

WAVE SPACER DYNA…レース用

WAVE SPACER DYNA166グラムでした。

アウターソールの表面は、細かい突起がたくさんあり、この突起が消耗しやすい箇所になりますので、3つの中で一番耐久性が低くなります。

この突起の並び方はとても複雑で、グリップ力を考慮した造りになっているようです。

速く走れることを実感します。
軽量さやグリップ力などが大いに力を発揮しているようです。

先日、板橋Cityマラソンにて使用しました。
新品をいきなりレースで使ってはいけないそうなので、レース前の練習でも数回使用しました。
次回の使用は、次のレースのときか、その直前の練習のときになるでしょう。

ランニングシューズの重さ” に対して1件のコメントがあります。

コメントを残す