@Niftyホームページサービス(旧Lacoocan)のOpenPNEをバージョンアップ

@NiftyサーバーのOpenPNEをバージョン2.12から2.14へとアップグレードしました。バージョン2系のリリースはこれが最後とのことでした。OpenPNEをインストールしたときには、簡単インストーラを使用したと思います。そのせいもあって、ファイル構成が最初よく分かりませんでした。ファイル構成を読み取り、@NiftyサーバーのOpenPNEの設置の流れを参考にアップグレードしました。その手順を備忘録として記します。現状バージョン2.12であることが前提ですので、確認後、実施します。

  1. @Niftyサーバーより、FTPにてOpenPNEのフォルダ(URLのフォルダ名と同じ)を自分のPCにダウンロード。膨大なので、フォルダを作り、フォルダ毎にダウンロードする。そうすれば失敗時にそのフォルダのダウンロードから再開できる。
  2. OpenPNE-2.14.9をダウンロード
  3. 2.を展開。
  4. 3.で展開したフォルダをコピーし、フォルダ名をNEWSNS(適宜変更)に変更。
  5. NEWSNSフォルダ下のpublic_htmlフォルダ下にossi_pneフォルダを作成。
  6. NEWSNSフォルダ下のpublic_htmlフォルダ以外を、5.で作成したossi_pneフォルダ下に移動。
  7. NEW_SNSフォルダ内の設定ファイルを修正する。修正箇所は、@NiftyサーバーのOpenPNEの設置の流れの2番目「OpenPNEの設定ファイルを修正する」を参照。修正内容は、1.でダウンロードした現状の設定に合わせる。
  8. 7.で設定した設定ファイルと、1.でダウンロードした現在の設定ファイルとの差異をDF等のツールを使用して確認。現状の設定を今回の設定に適用していない部分があれば、書き換える。ただし、7.で設定した設定ファイルには、新しいバージョン用に追加された項目が幾つかある。そういった項目はそのままにしておく。
  9. @NiftyサーバーにNEWSNSフォルダをアップロードする。アップロードする場所は現在のOpenPNEのフォルダと同じ階層。
  10. FTPツールにて、9.でアップロードしたNEWSNSフォルダ下のvarフォルダ、およびvarフォルダ下のすべてのフォルダのパーミッションを777に変更(LacoocanのOpenPNEの設置の流れの3番目「OpenPNEをサーバーにアップロードする」の通り)。
  11. @NiftyサーバーのphpMyAdminにアクセスし、ログイン。
  12. 左のメニューの上の方に表示されるデータベース名をクリック。すると右に自分が所有しているテーブルが一覧表示される。
  13. エクスポートタブをクリック。(これから、まずは現状のデータベースをバックアップするのだ。)
  14. テーブル名が一覧表示されている欄の下の全選択をクリックし、テーブル名がすべて反転表示されている状態にする。
  15. 右の「DROP TABLE」を追加するにチェックを入れる。
  16. 下のファイルで保存するにチェックを入れる。
  17. 実行するボタンをクリック。
  18. 場所を選択して、保存する。すると、データベースを復元するためのSQL文をPCに保存できる。
  19. インポートタブをクリックして、NEWSNSフォルダ下のossi_pnesetupsqlmysql40upgradeフォルダにあるupgrade-2.12to2.14.sqlを選択。
  20. 実行するボタンをクリック。SQLの実行でエラー無く、テーブル構造が変更されたことを確認。
  21. @NiftyサーバーのこれまでのOpenPNEのフォルダ名の末尾に余計な文字を付加する等して、フォルダ名変更。
  22. @NiftyサーバーのNEWSNSフォルダの名称を、これまでのOpenPNEのフォルダ名に変更。

以上でバージョンアップ完了です。

その後ログインしたところ、設定変更画面が表示され、秘密の質問を入力するよう促されました。けれどもそれを設定したところ、次回からは表示されなくなりました。