ランのウォッチ Suunto Ambit3 Run, QUEST
Suunto Ambit3 Run
昨年11月のつくばマラソンでは、ペース測定のためにSuuntoのAmbit3 Run を使用しました。
使用開始はレース直前、3日前でした。
このようなGPS搭載機はぜいたく過ぎるし、欠点もあると思い、これまでは非搭載のSuunto Questを使用してきました。
けれども、4日前に腕から外す際にストラップが外れてしまいましたので、急遽注文しました。
GPSは、捕捉に時間がかかると思っていたのですが、これまで何度も地元で使用してきた限り、ほとんどかからず、ほんの一瞬のときも多いです。
Suunto Questでシューズに取り付けたセンサーを認識するときよりも、早いときが多いように思います。
1分近くかかったときもありましたが、たまにしかありませんでした。
Ambit3 Runは、Ambit3シリーズの中でもRun用にしたという比較的低価格なモデルです。
自転車用のセンサーには対応していないようなので、自転車のケイデンスは取得できませんが、速度や距離、軌跡を取得することができますから、自転車を使用しているときにも活用しています。
ランのときにシューズにセンサーを取り付けずに済みますし、速度センサーを取り付けていない自転車でも使用できますから、GPSウォッチは便利なものですね。
長距離をランしているときのペースが、今まで使用してきたSuunto QUESTよりも把握しやすいようです。
Ambit3では、速度が変化しても表示が変わるのは少々遅いようで、速度表示があまり頻繁に変わりません。
このため、フルマラソンで今おおよそどのぐらいのペースで走っているのかを見るときに見やすかったです。
一方、普段の練習で信号待ちの間に狭い範囲を走っているときなど、走っている距離が若干省略されて短く計測されているように感じますが。
Ambit3は、Ambit2のときよりもストラップが柔らかくなったそうです。
柔らかいストラップなので、壊れにくいことを期待しています。
Ambit3のスマートフォン用アプリには、走った軌跡から3D動画を作成できるという、他に類を見ない楽しい機能が付いています。
この動画では、山の形がリアルに再現されますし、夕方使用したときには日没で暗くなる様子も現実に近く再現されていて、本格的です。
GPSウォッチなので、オールスポーツコミュニティの写真で、ゼッケン番号不明写真の中から探しやすくなりました。
オールスポーツコミュニティでは、何キロメートル地点かということと、通過時刻が記録されています。
つくばマラソンは参加者が膨大なので、ある地点を1分間に通過するランナーも多数います。
GPSウォッチでなければ、ゼッケン番号が不明な写真から自分の写真を探すときに、探す時間の幅を広くして、とても多くの写真の中から探し出すことになると思います。
Suunto QUEST
Suunto QUESTは、シューズに付けたセンサーで、ちょっとした速度の変化も直ぐに把握できます。
例えば急加速しているときや、曲がり角を曲がるときにも、表示されている速度が変化します。
これはインターバル走など速度の変化を即座に知りたいときには便利です。
いつものジョギングもSuunto QUESTで十分と感じています。
GPSを使用していないので、本体の電池の持ちがとてもよいです。
表示が2行しかないので、把握していたいことが少ないときには見やすいですが、そうでないときには表示を頻繁に切り替える必要があります。
以下のように壊れやすい点もありました。
ストラップがやや固めで、そのためかストラップが根元から外れて壊れるということが、買ってから1年後と、その半年後の2回ありました。
まだ2回目の修理から戻ってから1か月経っていません。
電池交換の際に、電池を入れる場所の近くのばねに誤って触ってしまったらしいこともありました。
電池を入れる際にばねが奇妙に曲がっていることに気付き、若干違和感を感じつつも使用したところ、音が鳴らず、タップしてもラップを取ることができなくなっていました。
説明書を確認して、電池交換の際には、ばねに気を付けなければなからなかったことが分かり、ばねをピンセットで真っ直ぐにしたところ、これらの不具合は解消されました。
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