金メダリスト達の話
新聞紙面に鈴木大地さんら、過去に世界の頂点を極めた人たちの対談が載っていました。
練習をして自信を付ける
金メダルを獲得する-一番になるためには、人がやらないようなトレーニングを創意工夫して行うことが大切なようです。鈴木大地さんの場合は、長時間潜水の練習を行うといったことをしていたのがそれだそうです。その発言に応じた別な人は、ただやらされて練習するだけの選手では駄目と主張されていました。ちなみに、鈴木大地さんは2時間半の練習では、手だけで泳ぐのが1000m、足だけで泳ぐのが2000m、両方を組み合わせての練習が4000mだったそうです。
陸上で活躍されたある方は、練習で自信を付けることが大切と発言されていらっしゃいました。高地トレーニングを積んで、自信を付けられたそうです。
心を鍛える
鈴木大地さんによると、水泳の練習は単調になりがちだそうです。練習中に考えることができなければ、心も強くなければ、単調さに耐えられないそうです。そういった心と脳を鍛えるためには、本読んだり、映画を観たりしてネタ探しをすることが大切とのことでした。
ネタ探しという表現が面白いと思いました。ただ単に面白かったというのではなく、いかに自分が生きていくために大切なものを拾い取っていくかが大切なことなのだと思います。ただこれは、その人の状況に応じて、同じ映画でも感じるところが変わってきますね。寅さんの第23話を何年ぶりかで観たのですが、お金持ちの御曹司ら(布施明、桃井かおり)がその地位を捨てて、自分の足でゼロから立ち上がっていくという、その力強さに今回は心を打たれるものがありました。