第33回つくばマラソンに参加しました
結果について
ネットタイム3時間17分57秒でした。 去年とは4秒差、2年前とは3分58秒差で、結果はあまり変わらなかった3年間でした。
3年間の順位は、1173位→1424位→1352位でした。去年とタイムはほぼ同じでも、気温が高めでやや暑いぐらいだった今年は、やや厳しい条件だったのかもしれません。
区間ごとのペース
今回はラップを取得したので、ペースの推移がよくわかりました。
15~20キロぐらいからペースアップしていて、そのまま最後まで持てば、まずまず良い感じでした。35キロ以降の大幅なペースダウンが痛々しいですが、それでもスタート直後よりは速く、ある程度は持ちこたえていたようです。
0~5キロ: 5'00
5~10キロ: 4'36
10~15キロ: 4'37
15~20キロ: 4'31
20~25キロ: 4'24
25~30キロ: 4'25
30~35キロ: 4'28
35~40キロ: 4'41
40~42.195キロ: 4'51
レースの状況
小出監督の練習メニューのレース直前は、重い脚を作って、レースに臨むということでした。重い脚ならば、最初から飛ばすなどということはなく、慎重になれるということでした。実際に重い脚でした。本当にレース中に軽くなるのだろうかと心配でした。
8キロぐらいから太ももの付け根の内側付近に張るような違和感を感じ、このようなことはあまり無かったものですから心配になってきました。
12キロ以降ぐらいから少しは脚が軽くなったようでした。けれどもその後は、軽くなる感じがしたことは残念ながらありませんでした。
35キロ過ぎると、脚が非常に重くなりました。練習で重いだけの脚を作っていたのかなと思いました。38キロ過ぎ頃からはほとんどペースを上げることができなくなってきたため、速度を見るのもやめました。
ラスト、ゴールが見えてからくぐるまでは50~100メートルぐらいしかなかったでしょうか、そこだけダッシュして何人か追い越しました。最後に抜かれた人々のことを思うと、大人げなかったかなとも思いました。
反省
バイオギアタイツとただのショートパンツとで迷いました。この日の最高気温の予報が17℃で、暑くなると思い、ショートパンツにしました。この選択でよかったのではないかと思います。
去年はもっと速くて当然などと思いこんでいたのに対して、今年は、より速くなるための練習内容になっていないということがわかっていたので、落ち着いて結果を受け止めています。
練習内容について、週に何日走ったとか、その距離がどうかというのはWebサービスのカレンダーでいつもチェックできていたものの、走るメニューがいい加減で、レース前の調整期もジョギングが多かったように思います。
レース直前になってから、小出監督のサブスリー用練習プランをほぼそのまま取り入れたため、レース前の負荷がもっとも重くなってしまったようです。
レース近くにもっと脚を休ませていれば、数分は速くなった可能性があると思いますが、その程度だったと思います。調整期の練習というものをレース直前だけは実践できたので、次にはもっと前から準備することで、良い方に持っていけるのではないかと思います。
改善点
今回もペース調整には苦しみました。ペースが落ち込んでいるのを上げるとき、急に上げてしまいやすく、あまりスムーズに上げられませんでした。ペース感覚をより確かなものにして制御しなければ、良いタイムを得るのは難しいかもしれません。
小出監督のサブスリーの調整期のメニューはハードでしたが、変化に富んでいて、ときにスピード感を感じることができ、面白かったです。これのような練習をもっと前から行っていれば、スピードも鍛えられ、かつ、レース前の負担が相対的に軽くなり、ベストの状態でレースに臨めたのではないかと思いました。
小出監督の作ったようなメニューを自分でも作って、自分のイベントや天候の状況、レベルなどに合わせてアレンジしていくと、より面白くなりそうです。また、タイムトライアルやペース走を実際に行ってみて、その結果がどうだったかを記録していくと、より自分のペースをつかめるのではないかと思いました。
音楽
マラソン前半は音楽が頭に鳴り響いているときが多かったです。10キロ当たりでは、頭の中でKANの「愛は勝つ」のサビの部分「必ず最後に愛は勝つ」と流れていました。10キロで、もう最後といった具合に、ネガティブな感情でした。
12キロぐらいから頭の中で流れる曲も軽い感じの曲が多くなってきました。
15キロぐらいまではかなり曲がかかりっぱなしでした。歌もあればクラシックもありました。けれども、それ以降は頭の中ではほぼ曲が鳴らなくなりました。
その先で、つくばマラソンの最中にいつも聞こえる「ロッキーのテーマ」をまた聞くことができました。この曲が流れるのは、村上春樹氏のマラソンの本の中にこの曲が出てきたこともきっかけになっているのでしょうか?戻るときに2度目に聞いたときには、おそらく初めて音楽をかけてくださっている方に手を振ってみました。ロッキーの映画を観たことが無かったため、マラソンの後で、観てみようかと思ったものでした。
折り返し地点付近ではゴダイゴのGalaxy Express 999が演奏されていて、調子に乗って走り、気づいたらペースが上がっていました。走っていると音源が直ぐに遠ざかり、ペースもまた元通りでした。
かつてのレースでは終盤に頭の中で「逆転イッパツマン」が流れて、追い上げることができたこともありましたが、今回はそれは流れず、終盤の追い上げもありませんでした。
印象に残ったランナー
折り返し地点に向かう時に、先頭の方のランナーを見ることができます。トップランナーはどんな人かと思ったら、なんとスタートがBブロックの方でした。つまり自己申告タイムはAブロックの人々よりも遅い人です。最後までトップでいることは無かったのではないかと思いますが、実際はどうだったのか、気になります。
その後のトップランナーの中には笑顔のランナーも見かけました。ハイペースな中でも楽しく走れていたのかもしれません。あるいはそのような演技をして、苦しくならないようにしていたのかもしれませんが。
化け物のようなゆるキャラが走っているのも見かけました。走っているときには大洗のゆるキャラ「アライッペ」(名前は今確認)かと思い、強烈なキャラに驚きました。ただ、走っているときに見たキャラは茶色だったように思いますので、違うキャラだったのかもしれません。
着ぐるみでフルマラソンを走られる方も猛者だと思います。
会場でシューズ購入
ミズノのシューズで欲しかった型の丁度合うサイズが、お買い得価格で売っていたため、購入しました。ラッキーでした。
いま練習用に使っているウェーブエアロは、クッション性、耐久性が高そうですが、重いため、スピード練習にはまったく不向きでした。
Pit Stop つくば北条でランチ
Pit Stop つくば北条でランチにしたところ、消化が良さそうで美味しいものをいただけ、とても良かったです。
Pit Stop つくば北条 - 「さっちゃんの台所ランチ」:
http://www.pit1.info/archives/food/%e3%80%8c%e3%81%95%e3%81%a3%e3%81%a1%e3%82%83%e3%82%93%e3%81%ae%e5%8f%b0%e6%89%80%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%81%e3%80%8d%e3%81%84%e3%81%9f%e3%81%a0%e3%81%8d%e3%81%be%e3%81%97%e3%81%9f%e5%b0%8f%e9%87%8e/
荷物
駐車場から会場まで、十分な温かさを確保できた反面、帰りに駐車場までの荷物が重くてやや大変でした。
ポンチョは去年の100均でなく、メーカー製にしました。価格は2~3倍ですが、軽くて脱ぐのも簡単で、快適でした。マラソンの参加料を考えると、それ程高いとも言えないでしょう。ただこの日は結構温かく、3キロ程で脱いでしまいました。
- 免許証
- 保険証
- 携帯電話
- 駐車券
- 水
- 外出用メガネ、ケース
- セーター
- マフラー
- ウィンドブレーカー
- チョッキ
- ランニング用半袖シャツ
- ランニング用ショートパンツ
- バイオギアタイツ
- 帽子
- スポーツグラス、ケース
- 手袋
- マラソン用ソックス
- ゼッケン、ゼッケンホルダー
- シューズ、ランナーズチップ付、速度センサー付
- 小銭入れ
- 心拍計
- 着替え用バスタオル
- 着替え用下着
- 着替え用靴下
- 着替え用シャツ
- 着替え用ジーパン
- 手荷物預り券
- BCAAの粉末(アミノバイタル)
- アームカバー
- ポンチョ
- エアーサロンパスのスプレー
マラソン前後
今年は更衣室に到着した時刻が去年よりも15分程度遅かったものの、家で準備を行っていたことで荷物預けまでの時間が縮まり、グラウンドで十分なウォーミングアップができました。小出監督の本によるとあまり長くても無駄なだけとのことで、必要な時間は確保できたのではないかと思います。
7:25 出発
7:55 駐車場A
8:15 更衣室
8:40 手荷物預け
8:45 ウォーミングアップ、ストレッチ
9:15 スタート地点
9:30 スタート
13:00 着替え
13:15 会場の散歩
13:30 駐車場Aへ
14:00 駐車場A
14:15 Pit Stop つくば北条