震度6弱を体験して
2011年3月11日、こちらは震度6弱でした。激しい揺れが、しばらくの間続きました。部屋ではスピーカーやオーディオが棚から落ち、液晶ディスプレイの一台にそれが当たって、表面に多くのキズが付いてしまいしました。本棚からは本が落ち続けて、実に恐ろしかったです。安全のため、布団をかぶっていました。積み上げていたディスクなどは、やはり崩れました。
危険なところに対策を取っておくことが大切だと感じられました。街にある古いビルは看板が落ちていました。近所にも屋根が崩れた家が多数ありました。また、鉄筋が入っていないようなブロック塀はひどく崩れていました。古い箇所、弱い箇所の対策ができているかどうかで被害の差が出ていました。津波のように激烈なものでは対策しようもありませんが、そこまで酷くない災害では、対策されているかどうかで差が大きく出るようです。ニュージーランドの語学学校が入っているビルが特に酷くこわれたように。うちの室内では、天井との間をつっかい棒のような耐震器具で固定していた食器棚は、食器などが数枚が割れただけですみました。県内の知り合いの家では食器棚が倒れてしまったそうです。
給水所では、一人6リットルの制限がありました。給水車のタンクは、トラックの荷台にちょこんとタンクが載っているだけで、時々タンクが空になるのに遭遇し、そういうときには、給水車が水を補充して戻ってくるまで一時間近く待たされたときもありました。給水所では、近所の井戸がある家への案内もしていました。そこでは水の量の制限が無く、大変助かりました。こういうとき、井戸は強いですね。実は自宅に導入されたばかりの温水器には水が溜まっていて、断水時の生活用水として使えたことが、断水が解消してから説明書を見て分かりました。
ガソリンスタンドの行列がものすごいです。1カ所のスタンドに近所の大型スーパーの駐車場に停まっている以上の台数の自動車が並んでいるのではないかと思いました。県内は公共交通が不便な車社会なので、車を控える訳にもいかないのでしょう。
なんだかさ・・・・・あっちこっち おかしいよね<img src="http://img.mixi.net/img/emoji/55.gif" alt="泣き顔" width="16" height="16" class="emoji" border="0">