一眼レフカメラ購入
いままで使っていたデジタルカメラもニコンのカメラだったのですが、レンズ一体型の一眼レフカメラでした。前々から不満があったのですが、我慢して使ってきました。
この妥協をやめようと、今回7年ぶりにカメラを購入しました。奮発してニコンのデジタル一眼レフの中級機D7000です。
【良くなった点】
ファインダーが本格的になりました。前のカメラのファインダーはあまり使用のメリットが感じられなかったため、もっぱらライブビュー液晶を見つつ撮影していました。今度のカメラのファインダーはメガネをかけたままでもとても見やすいものです。ファインダーのメリットはリアルタイムで見られるということです。つまりライブビュー液晶は、画像の変換・表示処理で、表示されるまでに若干の遅延があり、これによりシャッターを切るのが遅くなってしまうのですが、ファインダーを使用することで、シャッターチャンスを逃さないで撮影できるようです。
画像のノイズが感じられなくなりました。前のカメラで撮影すると、昼間の写真でも等倍では、所々にノイズの粒状感が感じられました。縮小処理すればまったく気にならなくなりましたが、今度のカメラは等倍でもまったく粒状感が感じられません。
ピントを合わせやすくなりました。光学式ファインダーですが、ファインダーに写る映像の上にピントが合う位置が表示されます。また、標準の状態で、ピントが合っていないときにはシャッターが切れなくなっています。
一度シャッターを切った後、直ぐにシャッターを切れるようになりました。また、撮った写真をパソコンに転送する速度が速くなりました。これらは、カメラとメディアの処理速度が大幅に向上したためでしょう。
【期待はずれの点】
現状では近接撮影は苦手かもしれません。テーブル上の料理を撮影するとき、前のカメラではピントが外れて撮影されていたことも多く、あまり信頼できませんでした。今度のカメラにはこれが解消されることを期待していたのですが、このレンズでは60cmより近くには寄れないことが分かりました。近接撮影のためには、専用のレンズが必要なようで、購入しなければこの用途を満たすことはできないかもしれません。