iPad時代のペーパーレス
標題の日経コミュニケーション2月号の記事の概要。
iPad、仮想化技術、クラウド等、新しいデバイス・技術と既存のデバイス・技術を活用することで、新たなペーパーレスが進展している。
【ペーパーレスの例】
(1)紙ベースからiPad専用アプリに移行
→ガリバーでは、紙を無くし、iPadに直接入力させるように変更した。紙代、FAX代、打ち込み代が無くなり、手間の削減による時間短縮もあった。
(2)ペーパーレスの会議、新人研修
→iPadでは、A4に印刷していたのとほぼ同じのを表示でき、紙を節約可能。仮想デスクトップを利用すれば、データがiPadに残らず、セキュリティ対策にもなる。
三菱UFJインフォメーションテクノロジー等。
(3)紙資料をECM対応化
→リコーリースのように同じ紙資料を複数担当者が精査する場合、従来は紙が行き来していた。ECMのシステムを介し、各人がデュアルディスプレイにして片方のディスプレイをECMの画面とした。これにより、各担当者は紙ではなくECMの画面で確認できるようになり、業務が効率化した。
【iPad導入の注意点】
・使用するiPad1台1台に対して、PCのiTunesに接続してのアクティベーション、アプリのインストール、データの同期などが必要。こうした作業は「キッティング」と呼ばれる。