坂本龍一「REPLICA」
NHKで断続的に放送されている坂本龍一音楽の学校は、各放送のエンディングの音楽も実に素晴らしいと思います。
今日私が見たのは、オーケストラの全3回のシリーズの内の2つめだったのですが、このエンディングは、アルバム「音楽図鑑」に入っていた「REPLICA」という曲のオーケストラ版でした。そこで知ったのが、楽曲中、頻繁にタイプライターの打鍵音が使用されているということでした。
今回の番組で、クラシック音楽と一括りに言っても、産業革命による楽器の進歩により金管楽器が発達して、それにより音楽表現も変わっていったということがわかりました。そして、REPLICAでのタイプライターのように音楽とはおよそ縁が無いものでさえ、柔軟な発想で活用していけば、素晴らしい楽器になることがわかりました。