ホビット 決戦のゆくえ観賞
ムビチケの前売り券について
前作を映画館で観たときに、前売り券(ムビチケ)を買っていました。ムビチケは幾つもの映画館の系列で使用できますが、通常の紙の前売り券とは違って、使えない映画館も多いです。
今回、ムビチケの予約機能が役立ちました。家からは少し遠い、都心の旗艦館に行くことにしたのですが、公開開始翌日の日曜日でしたから、到着まで座席を確保できないのが心配でした。それが、このカードを使って自宅で座席予約を済ませることができたので、安心して出かけることができました。ムビチケの裏がスクラッチになっていて、予約の際にいちいち削る必要があったのが少々面倒でしたけれども。
2Dか3Dか
人気のある洋画の場合、同じシネマコンプレックスで字幕も吹き替えも上映されていることが多いと思います。この映画もそうで、どこでも観られると思っていました。ところがムビチケが使える映画館で近場から探していくと、3Dで観られるのは吹き替えで、字幕は英語という組み合わせの映画館ばかりで、都心の旗艦館でようやく3Dで字幕という組み合わせでした。せっかく3D映画なのに、字幕で3D上映の映画館が近くになかったのは不便に感じられました。
ただ、3Dでも、「アナと雪の女王」は迫力ある3Dでしたが、この映画も含めて、実写の映画ではそれ程でもないかなという感じもしまして、少々残念なところです。また、3Dメガネ着用前に2Dの予告編を観ているときには大きなスクリーンと感じられていたのが、同じスクリーンで3Dの映像を観賞するとなんだかスクリーンが小さくなってしまったような感じがしまして、3Dで本当に感動が増しているのだろうか、という気さえします。
映画館でもらったカード
以前は、映画の登場人物の「ゴラム」のカードをもらいました。もらえたことは嬉しかったものの、「ゴラム」でしたのであまり嬉しくなかったです。ゴラムは、目をキラキラと輝かせるスメアゴルとしての愛される側面も持ち合わせたキャラクターのようですが、ゴラムとしての邪悪な面が嫌いだからです。
この日の映画館では、入口で全来場者に「トーリン・オーケンシールド」のカードが配られていたようでした。公開開始翌日だったのですが、人気のカードから配られるのでしょうか。
映画館の座席
1階の中央よりもやや後ろの方の座席(M列)を予約しました。予約時もその辺りがもっとも人気がありました。それでもやや見上げるような姿勢になり、更に後ろの席か、2階でも良かったのかもしれません。予約時にも2階の最前列は既にほぼ予約済みと人気で、以前LOTRの「王の帰還」を同じ映画館の2階で観賞したとき、満足できましたから。
映画の内容について
こちらでは、映画の内容を一部記載しています。これから観る予定の方は、ご注意ください。
原作は竜を倒しておしまいだったと記憶しています。この三部作の三作目を観るまでは、まさにその竜を倒しておしまいと思っていました。けれどもこの作品は、竜が倒されるところも圧巻でしたが、それを大きく超えた争いや、人間たちの側で敵同士の軍隊が、協力して戦うといったことが見られて、大きな戦いが展開される圧倒的な作品でした。原題のTHE BATTLE OF THE FIVE ARMIESには、そのような大群の絡み合いになることが表れていると思います。
トーリン・オーケンシールドが、宝に目が眩んで、町の人々やエルフらとの戦闘に突き進もうとしてしまいましたが、我に返って謙虚になり、最前線で戦い、美しかったです。自分の判断の異常に気付いて、行動を改めたところが良かったですね。
とても悲劇的な場面もあり、予想外だったこともあって驚きました。
昼食
映画館の近くのビルのB1階に「スパゲッティ食堂ドナ」があって、そこで「看板!メランザーネ~なす・ベーコンのトマトソース~」(長い名前ですね)というスパゲティを映画の前にいただきました。Lサイズにしたところ、Mサイズと料金変わらずで、しっかりとした量のスパゲティを食べられました。もっちりとした麺と感じました。