Windows8.1のHyper-VにWindows XPをインストール
Hyper-VにLAMP環境を構築するのに比べて手間はかかりませんでしたが、それでもつまずいた箇所がありましたので、メモしておきたいと思います。
統合サービス
統合サービスが有効になっていない場合、ネットワークアダプタとして、レガシーネットワークアダプタを使用しないといけないようです(違ったら教えてください)。
Windows XPはサービスパック2以上でないと統合サービスを利用できないようですから、それ以前のバージョンをインストール後にサービスパックを適用する場合は、レガシーネットワークアダプタを使用しないといけないようです。
サービスパック2をインストール後は、Windows XPを表示しているHyper-Vのウィンドウ上部のメニューから、統合サービスを簡単に有効にできました。
Windows Updateで問題発生
Windows Updateをクリックしても、Internet Explorerでエラー表示がされて、アップデートが進まなくなりました。
Windows Updateの正常動作に必要かどうかわかりませんでしたが、Ineternet Explorer 8のインストールは、選択して実行できましたので、まずはこれを行いました。
その後にWindows Updateを実行しましたが、やはりエラー表示になりました。まずはWindows XP サービスパック3をインストールしなければいけないというような表示でした。
Windowx XP SP3インストール時に問題発生
ダウンロードしてインストールを実行しようとクリックしても、表示される画面が、ブラウザ上で、20ピクセルぐらいまでしか正常に表示されず、それより下がほぼ真っ白で表示されないという状況でした。これでは何もできませんでした。
なんとか表示されました
何度も試行錯誤の末、偶然うまくいきました。そのほぼ真っ白な表示になったときにIEのメニューから、ツール→互換表示設定を選択しました。追加するWebサイトに、現在の表示中のアドレス(マイクロソフト社のドメイン)が表示されていたので、それを追加しました。すると、ほぼ真っ白だった画面が見られるようになりました。その画面は言語の選択で、デフォルトのEnglishが選択されていたので、Japaneseに切り替えました。するとまたほぼ真っ白になりました。再び互換表示設定を表示し、先ほど追加したドメインを選択し削除ボタンをクリックしました。すると、ほぼ真っ白だった画面が見られるようになりました。そして、SP3へのアップデーターをダウンロードして、実行し、無事サービスパック3にアップデートできました。
Fix It ~
サービスパック3をインストール後にWindows Updateを実行しましたが、やはり同じようなエラー表示になったと思います。
エラー表示のステップ2では、Fix It~というボタンが表示されていました。これをクリックしたところWindows Updateが動作するようになりました。
ライセンス認証
電話によるライセンス認証を2度も行いました。
1度目は、レガシーネットワークアダプタを設定しておらず、Windows XP上ではオフラインになっていたのが原因だったようです。
2度目は、レガシーネットワークアダプタから、通常のネットワークアダプタに切り替えたときでした。
Hyper-VのWindows XPの感想
Windows 8上で使えないソフトが使えるのはやはりうれしい
Windows 8上ではアップデーターが正常動作しないソフトがありました。そのようなものが、Hyper-V上のWindows XP上で動作するようになり、良かったです。
ウィンドウが最初は狭かった
表示ウィンドウがとても小さく感じられましたが、Hyper-V上のWindows XPにて、画面設定の解像度を変更したところ、ウィンドウ表示が大きくなりました。
音が出ないらしい
標準で音声は出ないようでした。
裏ワザは下記のサイトなどに紹介されていました。
http://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/windows_8-winapps/hyper/152b269d-3494-4c25-9fdc-794f2fdce7f7
サポート終了後について
Windows XPのサポート終了は気になりますが、オフラインにして、限定的な使用方法にしたいと思います。