顔料系インクジェットプリンタでのインクジェット写真用年賀はがきへの印刷
インクジェット写真用の年賀はがきは染料系専用
今年の年賀葉書の印刷、いつもの年と同様、インクジェット写真用の年賀はがきを使用して行いました。
一見、問題なく印刷されていました。新しい顔料系プリンタなので、去年までよりも更に鮮明な印象でした。ところが、写真を印刷した部分をよく見ると、暗い色の部分がにじんでいるように見えたのです。そこでインクジェット写真用のご注意を見たところ、染料系専用と記載が…。ネットを見ても、顔料系ではにじんでしまうよう。
顔料系でもほぼにじみ無く印刷成功
何度か試行錯誤を繰り返し、顔料系プリンタでもほぼにじみ無く、印刷されるようになりました。こちらはエプソンのPX-5Vというプリンタを使用しているのですが、プリンタドライバーの設定で、双方向印刷のチェックを外します。これで印刷しただけでも、しばらくはにじみが感じられませんでしたが、またにじむようになったため、用紙調整のヘッドパス毎の乾燥時間を0から10や20へと変更しました。これでにじみ無く印刷できました。つまり、印刷中に印刷を休ませつつ、時間をかけて行うようにすればよいようです。
印刷設定
双方向印刷の設定を変更するには、基本設定タブの印刷品質から詳細設定を選択します。品質詳細設定ウィンドウが開きます。
ヘッドパス毎の乾燥時間を変更するには、用紙調整ボタンをクリックします。用紙調整ウィンドウが開きます。
品質詳細設定
用紙調整
ヘッドパス毎の乾燥時間を設定できます。10や20などとしました。双方向印刷のチェックを外すことと共に行うことで、にじみがなくなりました。双方向印刷のチェックを入れたまま乾燥時間を設定しても、うまくいきませんでした。